恐れるより行動を

認知症に罹患することを恐れるより予防法を実践してみよう

トレーニングと生活習慣で予防できます!

「認知症」は、今やニュースや新聞などで日々取り上げられ社会問題となっています。誰もがこの病気にかかりたくないと思っていることでしょう。治療法や特効薬は開発されなくとも長年の研究で具体的な「予防策」についてはだんだんと分かってきました。

認知症を予防する為には、まず「生活習慣の改善」が必要だと分かってきました。具体的に言うと、野菜・魚中心の食習慣、週3日以上の有酸素運動、早寝早起きをし30分未満の昼寝をするなどです。その他にも、本を読んだりゲームをしたり人と話したりする事も生活習慣の中に組み込むとよいでしょう。

次に、3つの脳機能の「トレーニング」が必要となります。1つ目のトレーニングが、記憶機能のトレーニングです。自分が直近で体験したことを記憶として思い出すことです。数日遅れで日記や家計簿を頭の中で思い出しながらつけるとよいでしょう。2つ目のトレーニングが、注意機能のトレーニングです。複数のことを注意しながら同時にこなすことです。毎日料理を作る時に何品か並行して作るなど日々の動作の中で取り入れましょう。3つ目のトレーニングが計画機能のトレーニングです。順序よく段取りを考えることです。家族や友達との旅行の計画を率先して行うとよいでしょう。このトレーニングを続けると発症を遅らせると言われています。

以上のように、日々認知症予防の為に、生活習慣を整えトレーニングをすることで、楽しくて健康的な老後を過ごすようにしましょう。